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  • ドイツ語名

    Die Aufzeichnungen des Malte Laurids Brigge

  • 日本語名

    マルテの手記

  • 本を読んだ人の感想

    この小説を初めて手にしたのは、高校生...


    この小説を初めて手にしたのは、高校生の頃でした。一読しても筋が頭に残りづらい作品で、それ以降、手にすることはありませんでした。

    しかし、齢を重ね、ドイツ語を少し齧るようになると、何故かしら脳裏に蘇ってきた作品でもありました。

    故、それなら原書に当たってみようと考えたのが二十代前半でした。辞書片手に頁をめくり、ゆっくりと読み進めていくと、著者リルケの追想や空想が死に纏わりついていて、観察の対象も死を予感させるこのが多いことに気づきました。

    リルケのような後世に名を残す作家は、常に孤独に身をおき、無意識に死に接し続けている人間だ。そのことを痛感させてくれた作品でした。

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