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  • ドイツ語名

    Der Tod in Venedig

  • 日本語名

    ベニスに死す

  • 本を読んだ人の感想

    作者はドイツ人作家トーマスマン。 ...


    作者はドイツ人作家トーマスマン。
    グスタフフォンアッシェンバッハは旅に出かけます。

    そこでポーランド人の少年に恋をしますが、ちょうどその時期にベネチアでは疫病のコレラが蔓延しており、主人公もコレラに感染して亡くなってしまいます。
    コレラにかかって死への恐怖に怯える主人公の胸の内を描いた箇所はとても鬼気迫るものがあり、とても印象的でした。

    主人公のポーランド人美少年に対する恋い焦がれる想いはとても切実で何度読み返してしまう箇所です。
    こちらの作品は映画化されていますが、当時の時代背景や街の様子など細部まで味わうには原文を読むことをオススメしたいです。

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