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  • ドイツ語名

    Whisper

  • 日本語名

    日記は囁く

  • 本を読んだ人の感想

    ドイツの児童文学に関心がある私にとっ...


    ドイツの児童文学に関心がある私にとって、イザベル・アベディは特別の存在です。
    これまでにも、数多くの作品に目を通してきました。その彼女がミステリーに挑戦とは・・・読まずに死ねません(ちょっと大袈裟ですね)。舞台は、美しい村に建つ、築500年の屋敷。

    主人公は、有名女優である母親の気まぐれで、超心理学に造詣の深い母親の友人と一緒に、あるバカンスをこの屋敷で過ごすことになった写真家志望の16歳のノア。それから、荒れ放題の屋敷を改築するため、天体観測が趣味の村の青年ダーヴィトが雇われて・・・。

    う〜ん、ちょ、ちょっと待ってよ、という感じです。30年前に、この屋敷で殺された少女の霊を呼び出してしまったことから云々って、どこかで読んだような感じがしないでもない(笑)ミステリーというよりヤングアダルトと呼ぶに相応しい内容です。
    でも、詩情豊かなドイツ語表現を学習したい方には最適の作品かと・・・。

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