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  • ドイツ語名

    Sand

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  • 本を読んだ人の感想

    著者ヴォルフガング・ヘルンドルフは、...


    著者ヴォルフガング・ヘルンドルフは、この作品を世に問うた翌年(2013年)、この世を去りました。長い闘病生活を経て鬼籍に入られたということです。
    そのような状態の中で書かれた作品なので、舞台のモロッコを彷彿とさせる北アフリカの仮想国で、主人公の男が突然記憶喪失になっても、次から次へと登場してくる様々な人間が正体不明であっても、
    脅迫や拉致や殺人が連続しても、不思議にすんなりと読めてしまう作品でした。

    ミステリーともサスペンスとも言い難い不思議な魅力を湛えたこの小説。
    是非、手に取ってみて下さい。

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