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  • ドイツ語名

    Georg und die Zwischenfälle

  • 日本語名

    一杯の珈琲から

  • 本を読んだ人の感想

    ドイツ文学には重苦しいものが多く、そ...


    ドイツ文学には重苦しいものが多く、それが現代の読者に敬遠される一因だと思いますが、ケストナーは児童文学者でもあるせいか、軽いタッチのものが多くて好感が持てます。

    これなどは一種文体で読ませるラブストーリーで、読み物として最適でした。

    イギリスのロアルド・ダールもそうですが、辛辣さとユーモアというのは、児童文学でこそ発揮しやすいものなのかもしれません。

    しかし、ケストナーはその名前は知らなくても、作品自体は日本で馴染みがあるというのが面白く、僕も「ふたりのロッテ」など舞台を見に行って初めて、ケストナーの原作だということを知りました。

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