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  • ドイツ語名

    Die Blechtrommel

  • 日本語名

    ブリキの太鼓

  • 本を読んだ人の感想

    僕は映画を見たあと、その原作を手に取...


    僕は映画を見たあと、その原作を手に取るという機会が多く、この「ブリキの太鼓」もそうでした。

    映画版はシュレンドルフ監督のグロテスクさを描写する映像の力には感心しましたが、原作は当然ながらもっと複雑で、小説と映画との関係について考えるのにいいサンプルになるくらいです。

    小説ならでは奔放な想像力が駆使されていて、僕の錆びついたドイツ語では読み通すのも一苦労でした。

    しかし、ギュンター・グラスが大江健三郎と文通していたというのは余りにイメージ通りで、現代文学の傾向というのが明瞭に現れている気がします。

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