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  • ドイツ語名

    Der Steppenwolf

  • 日本語名

    荒野のおおかみ

  • 本を読んだ人の感想

    ヘルマン・ヘッセに対する日本でのイメ...


    ヘルマン・ヘッセに対する日本でのイメージは、暗く繊細な青年を描いた「車輪の下」など、今でいう中二病という言葉がピッタリの思春期小説を書いた作家というものでしょう。

    いわばドイツ版太宰治という雰囲気なのですが、太宰ほどの諧謔がなく、文学自体の退潮もあって今では読まれない作家になっています。

    ところが、アメリカではヘッセに対して全く別のイメージが持たれていて、このDer Steppenwolfが「指輪物語」などと並んでヒッピーの愛読書と言われたように、既存社会の規範にとらわれない、自由な精神を描いた先駆的作家だという評価がされています。

    所変われば、といいますが、これほど評価の違う作家も珍しいでしょう。

    国情の違いがあるせいか、僕自身はDer Steppenwolfを読んでも、ピンと来ないというのが正直なところです。

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