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  • ドイツ語名

    Die Aufzeichnungen des Malte Laurids Brigge

  • 日本語名

    マルテの手記

  • 本を読んだ人の感想

    もともとリルケの詩集が好きで、小説も...


    もともとリルケの詩集が好きで、小説もあると知りドイツ語にも触れたかったので辞書片手に数か月かけて読んだ思い出があります。

    パリという町の華々しさや美しさをいい意味で感じられないひんやり、シンとした雰囲気、空気の流れているような物語でした。病院のシーンがとても記憶に残っています。
    リルケはマルテに自分を重ねて書いたのだろうか、と感じる節が何度かありました。誰しもが感じることのある孤独。
    その時にこの物語を知っているか知らないかで、その孤独を見つめかたも変わってくるだろうと思います。

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