book
  • ドイツ語名

    Der Mann mit dem Gedachtnis

  • 日本語名

    記憶気違い(記憶力のいい男)

  • 本を読んだ人の感想

    大学2年に第2外国語として勉強してい...


    大学2年に第2外国語として勉強していたときの教科書で、"Amerika gibt es nicht"(アメリカは存在しなかった)と一緒の収録でした。

    年2回発行の分厚い時刻表を全部記憶している程記憶力がよく出しゃばりな男が主人公で、彼の生業は通行人に列車の時刻や編成を聞かれたとき答えることでした。
    あるとき案内所か何かができたため、彼は突然役目を奪われ何も役立たぬ人間になってしまいました。

    私も鉄道おたくで、しかも記憶力がよく人間との交わりなどは苦手だったため自分をオーバーラップさせることができ、ものすごくピンときました。
    この教科書のおかげで、大学に入って全く勉強ができなくなりドイツ語も例外に漏れずちんぷんかんぷんだった私もやっとドイツ語の勉強がスムーズにできるようになり、それどころか現在はドイツ語特許文の翻訳を細々ながらやるようになっています。

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