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  • ドイツ語名

    Carl Czerny Von dem Vortrage

  • 日本語名

    ツェルニー ピアノ演奏の基礎

  • 本を読んだ人の感想

    ドイツ留学していた時に授業で扱われて...


    ドイツ留学していた時に授業で扱われていた本で、どうしても読まなければならなく、必死で読んだ思いで深い本です。
    ヨーロッパでは(少なくともドイツ語圏では)必ずと言っていいほど、音楽に携わる人は勉強している本で、音楽家の知識の根底にあるような大切な本です。
    音楽の事、演奏の基礎について書かれており、それは確かに昔のメソッドである部分も多いのですが、今でも十分に通用する内容が書かれてあります。

    昔の人は、どう言う事に重きを置いて音楽を作ったのか、どのように音楽を表現していったのか、理想の音楽を奏でるために必要な知識が沢山書かれています。
    現代の私達が再現している音楽は、遥か昔の何百年、何千年前に作られた音楽です。
    それを今の時代で演奏する事は、今の演奏の解釈、演奏の仕方で表現するのもいいのですが、でもやはり作曲家の意思を尊重して、その時代の様式に沿った演奏をする事が私達には求められていると感じます。
    それを少しでも可能にさせるためにも、この本は音楽を勉強する人ならば一度は読んで頂きたいです。目から鱗の事が沢山書かれています。

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