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  • ドイツ語名

    Die Zauberflöte

  • 日本語名

    魔笛

  • 本を読んだ人の感想

    モーツァルトがシカネーダーとのコラボ...


    モーツァルトがシカネーダーとのコラボレーションで書き上げた、最後のオペラ『魔笛』の台本。私の読んだ初めてのレクラム文庫です。オペラ『魔笛』の魅力については実際にCDで聴いていただくとして、台本だけを読んだ感想は、「結構読みやすい」でした。『魔笛』の初演は1791年ですから、日本で言えばだいたい上田秋成の『雨月物語』を読むようなもの。

    しかし、そこはドイツ語のいいところで、基本的な部分は変わっていませんし、98%くらいの単語・表現は現代ドイツ語の辞書に載っています。

    『魔笛』についてはフリーメイソンの影響など、シンボリズムもあるようですが、別に気にしなくても楽しく読めます。もちろん、音楽を聴きながら読んでもよし。

    「オペラ対訳プロジェクト 魔笛」とyoutubeで検索すれば、著作権の切れたオットー・クレンペラーの名演奏に合わせてドイツ語の台詞とその訳を表示してくれる動画があります。これもおすすめです。

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