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  • ドイツ語名

    Faust

  • 日本語名

    ファウスト

  • 本を読んだ人の感想

    ドイツの文豪ゲーテの最高傑作である「...


    ドイツの文豪ゲーテの最高傑作である「ファウスト」。16世紀ドイツに実在したといわれるファウスト博士が、悪魔と契約し魔法に身をゆだねたという伝説。

    ドイツ語学習者ならば「原文をドイツ語で読んでみたい」とゲーテ文学にチャレンジしたくなりますよね。でも、日本語で読んでも「ファウスト」は難しい話。

    そんな時に、ドイツで「ファウスト」のオペラを観る機会があり、大変感動しました。

    ファウストの虜になった私は、ロシア人監督の映画「ファウスト」も見ました。

    そして最終的には、ゲーテの「ファウスト」をドイツ語で読むことに挑戦しました。大変でしたが、とても達成感がありました。

    ドイツ語を勉強するならば、ドイツ文学の巨匠ゲーテの作品にぜひ挑戦してくださいね。


    大学生の時、第二外国語でドイツ語を専...


    大学生の時、第二外国語でドイツ語を専攻していたため、授業で1年かけて「Faust」を全編読みました。

    長編ですが、戯曲なので韻文で書かれており、普通のドイツ語の小説などに比べたらだいぶ読みやすいと思います。

    ストーリーは中世の時代に悪魔に身を売った博士の話なのですが、少し怖い場面もあったりして、飽きることなく読むことができます。

    舞台化などもされている有名作品なので、最初に映像作品を観てから読むと、さらに物語の雰囲気がつかみやすいかもしれません。


    ドイツの文豪ゲーテの最高傑作である「...


    ドイツの文豪ゲーテの最高傑作である「ファウスト」。
    16世紀ドイツに実在したといわれるファウスト博士が、悪魔と契約し魔法に身をゆだねたという伝説。
    ありとあらゆる知識・教養を身に付けながら、なお心が満たされないファウスト博士。
    そんな彼に、悪魔メフィストーフェレスは契約を持ちかけます。

    ファウストの探究心を満足させ、「時よ、とどまれ、お前はじつに美しい」と言わせれば、ファウストの魂は悪魔のもの、そう言うまでは、メフィストーフェレスはファウストの下僕として働かなければならない。
    ファウストはこの賭けに乗り、彼の探索の冒険が始まります。
    全編を通して、聖書、ギリシア神話などを題材に取った様々な興味深い逸話が散りばめられていて、いやでも引き込まれていきます。
    第一部の中では、特にグレートヒェンとの悲恋、そしてワルプルギスの夜の騒乱の場面が圧巻です。
    ファウストは、賭けに負ける、つまり魂を悪魔に渡すことによってしか究極の満足を得ることができないわけで、至極逆説的な設定になっています。

    近代化・科学に対する皮肉、近代人の苦悩などいろいろなメッセージを読み取ることが可能です。
    ゲーテが書き上げるのに60年かけただけの読み応えで、考えさせられることは、間違いありません。
    ドイツ語を勉強するならば、ドイツ文学の巨匠ゲーテの作品にぜひ挑戦してくださいね。

    私は大学生の時、第二外国語でドイツ語を専攻していたため、授業で1年かけて「Faust」を全編読みました。
    長編ですが、戯曲なので韻文で書かれており、普通のドイツ語の小説などに比べたらだいぶ読みやすいと思います。
    この作品は舞台化などもされている超有名作品なので、最初に映像作品を観てから読むと、さらに物語の雰囲気がつかみやすいかもしれません。

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