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  • ドイツ語名

    Am Ende des Schweigens

  • 日本語名

    沈黙の果て

  • 本を読んだ人の感想

    一生で一度は過ごしてみたいマナーハウ...


    一生で一度は過ごしてみたいマナーハウス。
    そんな憧れを持つ私にとって、ヨークシャーの古い屋敷が舞台のミステリーを読まないわけにはいきません。

    物語は、登場人物の一人が祖父から相続した屋敷で長期休暇を過ごそうと、仲のよい(否、よく見える)ドイツ人三家族がヨークシャーにやって来る場面からスタート。
    表面上、和気藹々とした雰囲気の中、それぞれのペースでのんびりと休暇を楽しんでいたかに見えた...。

    う〜ん、こうした設定で、登場人物の緊張感溢れる人間ドラマを描いた作品って、オースティンの『高慢と偏見』に少し似ているなぁ〜と思って読み進めていたら。
    ある日突然、五人が惨殺死体で発見されて、「やっぱり、これはミステリーだったのね」と再確認する有様(笑)

    とにかく、ドイツ語で緻密な心理描写を楽しむだけでも価値ある作品だと思います!

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