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  • ドイツ語名

    Die gute Küche / Das österreichische Jahrhundert Kochbuch

  • 日本語名

  • 本を読んだ人の感想

    タイトルは「DieguteKüche...


    タイトルは「DieguteKüche」つまり「よい料理」。
    副題は「オーストリアの世紀の料理本」と大それていますが、オーストリアで最も有名でたぶん最も売れている料理本です。
    どの家庭にも一冊あるのではないかというぐらい、誰の家にいっても置いてあります。
    著者のひとりは、ウィーンの有名レストラン「プラフッタ」の元シェフ兼オーナーのエドワルド・プラフッタ。

    まずはオーストリア料理ってこんなにあるのかと驚きます。
    ページ数は約550、まるで広辞苑並みの重さの本で、レシピ数は1000を越えています。
    そのほぼ全てがオーストリア伝統料理です。
    スープにサラダの前菜、シュニッツェル、グヤーシュ、鴨などのオーストリア人が食べ尽くしてきた肉料理(魚料理は少なめ)、じゃがいもやアスパラガスなどの野菜料理、そして四分の一はオーストリアのスイーツレシピが占めています。

    さすが甘い物好きウィーン人です。
    有名どころはやはりザッハートルテですが、他にも地元の人が好きなもっと庶民的なレシピも(カイザーシュマーレンやアプフェルシュトルーデル)。
    クリスマスのクッキーレシピにもしっかりページを割いているところがオーストリアらしいです。

    ハプスブルグの帝国時代から食べられてきたであろうレシピから、庶民的で簡単なレシピも多数あり。
    ドイツ語と伝統料理の両方が習えておすすめですよ。

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