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  • ドイツ語名

    Pappkameraden

  • 日本語名

    カルトの影

  • 本を読んだ人の感想

    児童文学作家の顔を持つクルト・ブラハ...


    児童文学作家の顔を持つクルト・ブラハルツが、初めて書き下ろした長編ミステリーです。

    さすが、推理小説の愛好家だけのことはあります。
    処女作とはいえ、完成度の高い作品に仕上がっています。

    1980年代後半から90年代前半にかけて、世界中で流行っていたミステリーアイテム --- つまり、主人公がミステリー小説では定番といえる興信所所員であること、或る資産家の娘が行方不明となり捜索を依頼されること、調査が進むにつれ、この失踪事件の裏には胡散臭いセックスカルトの存在があること等々 --- をふんだんに取り入れ、奇を衒わずに書かれたからでしょう。

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