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  • ドイツ語名

    Der nasse Fisch

  • 日本語名

    濡れた魚

  • 本を読んだ人の感想

    世界恐慌直前、ワイマール共和国時代の...


    世界恐慌直前、ワイマール共和国時代のベルリンを舞台にした警察小説です。

    ナチスの足音が街のそこかしこで聞こえ始めた時代に起こったロシア人怪死事件を、一人の警部が捜査することから物語がスタートします。

    ミステリーの要素をふんだんに盛り込んだ「王道もの」といえますが、この小説の何が凄いか・・・とにかく、映画、音楽、ファッション、料理、ナイトクラブ、デパート、乗り物、路上の景観、どれをとっても居ながらにしてワイマール時代のドイツへタイムスリップできるリアリティがあることでしょう。

    ドイツを舞台にした警察小説を楽しみたいのなら、手に取ってみるべき一冊だと思います。

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