ドイツ語の自己紹介でやらないほうがいいこと

目次へ戻る

自己紹介と聞くと 「私の名前は〜です。」
から始まり少なくとも30秒は自分のことを話すイメージがありますが ドイツで自己紹介をするときはこれはしないほうが良いです。

自己紹介をすると…自己主張の強い人?

「私の名前は〜」から自己紹介をすると ドイツでは「あれ?なんでこの人自分のことをこんなに話すんだろう」 と違和感を感じさせてしまいます。 もっと悪い場合では「自己主張が強いな」「少し厚かましいな」という イメージを持たれる恐れもあります。
もちろん異文化に理解がある環境なら多少は理解してくれるかもしれません。 しかし、それでも自然な感触を相手には与えないでしょう。

そもそも自己紹介が無い

実はドイツでは自己紹介らしい自己紹介はありません。
もちろん場所・場面にはよりますが
初めて合う相手に「ハロー」と声をかけて それでおしまいという方が一般的です。
我々がイメージする自己紹介は実は日本だけであるということを 頭にとどめておく必要があります。

ドイツでの自然な形の自己紹介

では、「どうやって初めて合う人のことを知っていくのか」ですが。
初めて合う人は基本的に何も言わず、まわりがいろいろと聞いてくるので それに答えるという形が自然です。
はじめは「ハロー。」声だけかけておけば 向こうからリアクションがくるでしょう。

紹介者が重要

はじめて合う人同士が会うときに共通の知人が紹介する時があります。
その時は「この人は〜で、私の〜です」と間柄などを簡単に説明すると とてもスムーズに会話できます。

あなたが紹介者になる場合もあるので、その時は是非紹介してみてください。
紹介するのを忘れると「この人は一体だれなんだろう」と 話しづらい雰囲気が流れることがあるので注意してくださいね。

自己紹介

ドイツ人スタッフの一人が体験したことなのですが、
昔、日本での留学で前にでて今から自己紹介をしてもらうので 内容を考えておいてくださいと言われた時に スピーチを考えることと自分のことをひたすらずらずら言うことに変だなぁと感じたということなので ドイツ人が日本式の自己紹介をするとこういう感想を持つようです。
ちなみにこの感覚はヨーロッパだったらだいたいみんな感じるだろうといことなので 今回の自己紹介の知識はヨーロッパだったらだいたい共通のようです。

TOPページヘ戻る

目次へ戻る