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  • ドイツ語名

    Rotkappchen

  • 日本語名

    赤ずきんちゃん

  • 本を読んだ人の感想

    大学の課題で読みました。誰もが知って...


    大学の課題で読みました。誰もが知っている話を別の言語で読むと、新たな発見があります。

    例えば、「学校」という単語からグリムがこのお話を書いた頃には既に、ドイツに子どものための教育制度があったことが分かります。

    また日本では見落とされがちですが、物語の最後で赤ずきんは二度と森で道草を食わないと決意しています。

    ところどころ古いドイツ語の言い回しが出てきますが、単語は難しくなく、物語の筋を知ってる上で読むので、初心者でも読みやすいです。


    赤ずきんちゃんが病気のおばあさんを訪...


    赤ずきんちゃんが病気のおばあさんを訪れるのですが、そこにいるのがおばあさんではなく悪いオオカミだったという話です。
    赤ずきんちゃんはおばあさんに化けていたオオカミに食べられてしまうのですが、運良く通りかかった漁師に命を救われます。
    正直言って初めて子供の頃に日本語でこの物語を読んだ時はホラーなのかと思うほど怖かったです。
    しかし大人になってドイツ語の原文で読むとその言い回しはとてもユニークで面白かったです。
    原文で読んだ方がグリムの世界観を楽しめると思いました。

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